よくあるご質問

鍼灸は不妊治療に本当に効くのでしょうか?

不妊は、WHO(世界保健機構)で鍼灸療法の有効性が認められており、また2008年の英国医師会誌『BMJ』には「体外受精(IVF)を受ける女性が同時に鍼灸治療を受けると、妊娠の確率が65%高くなる」ことが掲載されています。

東洋医学では数千年も前から不妊に取り組んできた歴史があり、不妊症を「不孕(ふよう)」と称されます。

不妊治療における鍼灸は、不妊症の根本的な原因を治療するというよりも、自然治癒力を高めて妊娠しやすいカラダを作るのが目的です。鍼灸を受けると、下記のような効果が期待できます。

  • 血行がよくなり、冷えが改善される
  • 自律神経・ホルモンバランスの乱れを整える
  • 子宮や卵巣のはたらきが改善される
  • リラックス効果でストレスを解消する

西洋医学には『冷え』という概念がないため治療方法も確立しておらず、検査結果に異常が見つからなければ原因不明の不妊と診断されてしまいます。
しかし東洋では、レントゲンや血液検査のない時代から独自の治療法で血液の循環や体質を改善し、心身のバランスをととのえて妊娠しやすいカラダづくりをしてきました。
西洋医学とはまったく違った角度からカラダを見つめ、病んでいる一部分だけを診るのではなく、一人ひとりのお客様にあわせて最善となる治療方針が決められる点こそ鍼灸治療の大きな強みといえるでしょう。

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いつごろから鍼灸治療を始めればよいのですか?

生理周期を気にされる方もいらっしゃいますが、どのタイミングから始められてもかまいません。

鍼灸治療は、治療をうけたらすぐに体質がガラリと変わるわけではなく、治療を重ねることで妊娠しやすいカラダへと改善しますので、早ければ早いほうが効果的です。

どのくらいのペースで通えばよいのですか?

基本的には1週間に1回の施術を受けられるのがベストです。
高度生殖器医療における胚移植前後に鍼灸治療をうけることで着床率が向上したというデータもありますので、大切な時期についてはお客様の状態にあわせて治療日をこちらで指定させていただく場合もございます。

病院で不妊治療を受けながら、鍼灸治療を並行しても大丈夫ですか?

全く問題ございません。半数以上のお客様が病院(クリニック)に通いながら鍼灸治療をうけられており、むしろ不妊治療と併用して鍼灸治療をうけることで、妊娠の確率が大幅に高まることも最近の研究でわかっています。西洋医学と東洋医学。互いの足りないものを補い合い、両軸がしっかりかみ合うことこそ最短ルートを見つけるためにとても効果的であるといえます

鍼って痛くないですか?跡が残りませんか?

今まで経験がない場合、鍼の痛みが不安な方も多いかと思います。針(はり)と聞いて最初にイメージされるのは、おそらく注射針や縫い針ではないでしょうか?

当院でつかう鍼は、髪の毛とほぼ同じくらいの細さなので、注射針のような痛みはありません。

個々人の感受性に差もありますので、まったく無痛というわけには参りませんが、長年技術を積み重ねた経験豊富な鍼灸師がまごころ込めて施術いたしますのでご安心ください。

お灸は熱くないですか?やけどが心配です。

お客様の体質や感じ方によって、お灸の種類を変えて温度調節をしています。心地よい温かさを感じるくらいで、我慢できないほどの不快な熱さはありませんのでご安心ください。
また、火傷をつくることもありません。

吸い玉のあとはずっと残ってしまうんですか?

ずっと残ることはございません。
吸い玉は、皮膚に直接プラスチックのカップを吸着させるため、しばらくのあいだ丸い痕が付きます。
悪いところは紫色のアザのようになりますが、生涯のこるものではありません。個人差はありますが、1週間~10日くらいで消えます。

衛生的に問題はないのですか?

使用する鍼は、滅菌されたディスポーサブル鍼(使い捨ての鍼)を使用しています。
感染の心配はまったくありませんのでご安心ください。

生理中でも治療は受けられますか?

まったく問題ありません。安心して治療をうけていただけます。
むしろ生理期は次の妊娠のためにもとても大切な時期だと考えていますので、鍼灸治療をおすすめします。

しかし、お客様のお気持ちがいちばん大切ですので「その時期はイヤだな」とストレスを感じるようであれば、ご予約日を変更致しますのでご連絡ください。

治療のあと、お風呂に入っても大丈夫ですか?

治療後すぐに入ると、疲労感が出る場合もありますので1~2時間ほどあけてサッとカラダを洗う程度にしてください。サウナや長風呂は厳禁です。

どんな服装で行けばいいのですか?

普段着のままでかまいません。お着替えはこちらでご用意していますのでご安心ください。

子どもを連れて行っても大丈夫ですか?

待合室でお待ちいただくことが出来るくらいの年齢のお子さまでしたら問題ありませんが、乳幼児の場合は面倒を見て下さる方が必要です。
治療を受ける方以外の保護者さまがいらっしゃれば、お子さま連れでも問題はありません。

駐車場はありますか?

無料駐車場が3台分ございます。
詳しくはこちら(アクセスのページ)をご覧ください。

クレジットカードは使えますか?

はい、患者様のご負担を考えご利用いただけます。

▼ご利用可能なカード
クレジットカード

保険は適応されますか?

不妊治療は自費診療となりますので、保険を使うことはできません。